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2006年05月24日(水) 00時00分

【広域】 来月1日からHIV検査普及週間 昨年の感染者は14人 東京新聞

 6月1日からのエイズウイルス(HIV)検査普及週間に合わせ、県は検査を促す啓発を行う。2005年に県へ届け出があったHIV感染者数は前年比6人増の14人で、1996年の15人に次ぐ多さだった。県は「感染しても、発見が早ければ発症を遅らせることが可能。心配のある人はぜひ検査を受けてほしい」と話している。

 県によると、県内で初めて感染者が確認されたのは1989年。海外での異性間の性的接触による感染だった。以後、05年までに県に届け出があった感染者は計123人(男性70人、女性53人)に上る。国籍別では、日本国籍63人、外国籍58人、国籍不明2人。

 年代別では20代が46人(男性17人、女性29人)で最多。30代の36人(男性23人、女性13人)、40代の15人(男性11人、女性4人)、50代の13人(男性12人、女性1人)が続く。10代の感染者4人はすべて女性だった。

 感染経路は、異性間の性的接触が66人、同性間の性的接触が12人など。42人は不明。

 今年の感染者は、国内での異性間の性的接触による男性1人。県健康福祉部は「国内のHIV感染者は増加傾向にある。不安を抱いている人はまずは保健所に相談してほしい」と話している。

 啓発期間中、県は6月5日に津保健所、6日に四日市、伊勢の両保健所で無料の夜間検査を実施する。時間はいずれも午後5時半−7時。

 問い合わせは、津保健所=電059(223)5115、四日市保健所=電059(352)0594、伊勢保健所=電0596(27)5148=へ。

 (紙山直泰)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/mie/20060524/lcl_____mie_____002.shtml