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2006年05月23日(火) 20時45分

<マクドナルド>社員の定年制を廃止 現場への影響少なく毎日新聞

 ハンバーガーチェーン大手の日本マクドナルドは23日、社員の定年制を廃止したと発表した。年齢によって会社への貢献の機会が損なわれてはいけない、と判断したという。65歳までの雇用を確保する制度を企業に義務付けた改正高齢者雇用安定法が4月に施行したが、上場企業で定年制を廃止するケースは珍しい。
 同社の現在の定年は60歳。社員約5000人のうち、平均年齢は33.7歳と若く、今後5年間で60歳を迎えるのは5人のみ。パート従業員は約13万人で、このうち60歳以上は2500人。最高齢は82歳で「既に年齢に関係なく活躍の場を提供している」(同社)といい、定年制を廃止しても影響は少ないとみられる。
 改正高齢者雇用安定法では、定年が65歳未満の企業に対し、(1)定年の引き上げ(2)継続雇用制度の導入(3)定年の廃止——のいずれかを実施するよう義務づけている。厚生労働省によると、今年1月現在、従業員300人以上の企業約1万社のうち、定年制廃止を検討していた企業は0.5%と少なく、従業員が2000人を超す企業による定年制廃止は珍しいという。【三沢耕平】
(毎日新聞) - 5月23日20時45分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060523-00000144-mai-bus_all