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2006年05月23日(火) 22時23分

事務所経営 和歌山の岡さん 「手に取るデザイン」DM大賞銅賞読売新聞

入賞2度目 紙の素晴らしさ再認識を

受賞したDMを手に「黒、白、赤のバランスがポイント」と話す岡さん
 和歌山市でデザイン事務所「リ・ビーンズ」を経営している岡記生(のりお)さん(46)デザインのダイレクトメール(DM)が、日本郵政公社の「第20回全日本DM大賞製造業・通信販売業部門」の銅賞を受賞した。「DMは、たいていゴミ箱に直行するもの。『なんだろう?』と手に持ってもらえるものを目指しました」と喜んでいる。

 DMの企画・表現技術向上を目指し、同公社が1986年から毎年実施。大手デザイン事務所が賞を独占する中、岡さんは第15回に続き2度目の入賞となる。

 受賞作は昨秋、以前からロゴ制作などにかかわっていた、和歌山市の海苔(のり)製造販売会社「磯賀屋」(磯野卓彦社長)からの依頼で作成。黒の表紙に大小六つの穴を開け、下からロゴや同社製海苔の特徴を表した「色・音・香・触・食」の漢字が見えるように工夫した。黒、白、赤のシンプルなデザインが審査員から高い評価を得、同社内でも「イメージを変えることができた」と好評だ。

 岡さんは大阪の二つのプロダクションを経て、88年に事務所を立ち上げ。現在は夫婦で県内企業のロゴ制作や商品パッケージの作成などを請け負っている。「メールや電話も便利だが、目で見て触れる紙の素晴らしさを再認識してほしい」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news001.htm