悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年05月22日(月) 23時05分

阪神株の保有目的、村上ファンドが「経営参加」を追加読売新聞

 村上世彰氏率いる「村上ファンド」は22日、関東財務局に提出していた大量保有報告書で、阪神電気鉄道株の保有目的を「純投資」から「純投資及び経営参加」に変更したと発表した。

 変更日は阪神に株主提案権を行使した5月2日だ。

 村上ファンドは、発表の中で、阪神電鉄株の大量保有は「経営支配を目的としたものではない」と改めて主張したうえで、「『経営参加』は、あくまでも『純投資』の手段であり、株式保有の目的ではないと考えている」と強調した。

 その上で、村上ファンドは、「関東財務局から、今後、(大量保有報告書の記載に関する)ルールの明確化に努めるとともに、平等に適用していくとの考え方をうかがった」とし、「手段である『経営参加』を目的欄に記載することにした」としている。

 村上ファンドは5月10日時点で阪神の発行済み株式の46・82%を保有し、同2日には、取締役の過半数にあたる9人の社外取締役の選任を求める株主提案を公表した。これに対し、阪神経営陣は「保有目的が、純投資から経営支配に変わった」と反発している。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060522i114.htm