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全国特定郵便局長会の高橋正安会長は２１日、青森市内で開いた年次総会であいさつし、日本郵政公社が進める集配拠点を集約化する郵便局再編について、「拙速に走り取り返しのつかないことにならないように、丁寧に問題解決にあたってもらいたい」と、慎重な対応を求めた。
その後、あいさつした生田正治・日本郵政公社総裁は、「長い時代の経過で制度疲労があるとすれば直さなければならない。合理化をすれば生産性が向上するものは勇気を持って改善をしていく必要がある」と理解を求めた。
また、郵政民営化関連法案に反対した綿貫民輔・国民新党代表や亀井久興・同党幹事長らが来賓として出席。綿貫氏は「郵政民営化法を見直す機会がなければならない。そのチャンスはある。来年の参院選だ」と述べ、“小泉後”の巻き返しに期待を寄せた。