2006年05月20日(土) 09時44分

「ブラピ赤ちゃん」写真掲載で５億円寄付へ　米芸能誌（産経新聞）

　【ロサンゼルス＝岡田敏一】出産のためアフリカのナミビアに滞在中の女優、アンジェリーナ・ジョリーさん（３０）と婚約者の男優ブラッド・ピットさん（４２）の２人が、パパラッチ対策として、複数の米芸能誌に対し「ユニセフ（国連児童基金）に５００万ドル（約５億５千万円）寄付するなら、近く生まれる赤ちゃんの特だね写真の独占掲載権を与える」と持ちかけたところ、大手「週刊アス」がこの申し出を了承したことが１９日、分かった。ロイター通信が同日伝えた。

　芸能誌は、芸能人の私生活を狙った写真を撮影して生計を立てているパパラッチから特だね写真などを購入しているが、今回の場合、同誌はパパラッチではなく、ユニセフに大金が送られることになり、パパラッチに打撃を与えることができるとみたようだ。

　米娯楽業界では、国連の親善大使を務めた経験があるジョリーさんらしいアイデアと話題になっている。今後はパパラッチに悩む他のセレブ（有名人）の間でも追随する動きが出そうだ。

(05/20 09:44)

http://www.sankei.co.jp/news/060520/bun054.htm