2006年05月20日(土) 00時00分

【嶺北】 白装束集団がカラス餌付け 福井、県猟友会が駆除へ （中日新聞）

　福井市五太子を拠点とする白装束集団「パナウェーブ研究所」がカラスに餌付けをしていると地元住民から指摘があり福井市は、住民の要請を受け、６月２日までの有害鳥獣捕獲を許可した。今後、県猟友会メンバーがカラスを駆除する予定。

　市には、昨年１月ごろ、同町の住民らから「（一昨年秋ごろから）カラスが増えてきた」との相談が寄せられるようになった。同町では、もともとカラスはほとんど見られなかったが、現在は２００−３００羽ほどいるとみられる。今年４月になって「農作物などに被害が出ており、駆除をしたい」との要請があったという。

　これまで、パナウェーブに対し、市は文書と口頭で再三にわたり餌付けをしないよう申し入れをしてきたが、「はっきりやめるという返答はない」（市担当者）という。現在、住民とのトラブル防止のため、職員が定期的にパトロールを行っている。

http://www.chunichi.co.jp/00/fki/20060520/lcl_____fki_____002.shtml