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2006年05月20日(土) 11時10分

20代男性の3割超は「朝食抜き」 厚労省改善呼びかけ朝日新聞

 20代男性のうち朝食を食べない人は3割を超えることが、厚生労働省がまとめた04年国民健康・栄養調査で分かった。国民の健康づくりの計画「健康日本21」が掲げる目標値(15%以下)からはほど遠い結果で、厚労省は「朝食を抜くと栄養が偏るだけでなく、昼食や夜食を食べ過ぎて肥満や生活習慣病の引き金にもなる」と、改善を呼びかけている。

 調査は04年11月、1歳以上の男女計8762人を対象に、朝に菓子や乳製品、錠剤などを除いて何も食べない「欠食」の状況を尋ねた。

 それによると、全体の欠食率は10.5%(男性12.6%、女性8.7%)。99年から年々増加が続いており、過去最高となった。

 年代別では、10代後半から急増、20代が27.4%で最も高く、逆に30代は20.1%、40代は12.9%と、20代をピークに年齢とともに低くなっていた。

 男女別では、10代後半〜50代まで男性の割合が女性を上回り、特に男性の20代(34.2%)、30代(25.9%)、40代(19.0%)は同年代の女性より10ポイント以上高かった。

 また、一人暮らしの人に欠食の傾向が強く見られ、特に男性では20代の65.5%を最高に、30代で41.4%、40代で25.0%、50代で22.2%と高い割合。女性でも、20代は29.0%に達した。

http://www.asahi.com/life/update/0520/005.html