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2006年05月19日(金) 00時00分

『治療ミスで重い障害』 遺族ら損害賠償求め利根中央病院を提訴 東京新聞

 呼吸困難に陥った沼田市の当時六十代の会社役員女性が、医師の誤った処置で重い障害が残った上、死亡したのは病院が注意義務を怠ったためだとして、夫ら遺族が十八日までに、治療をした利根中央病院を経営する利根保健生活協同組合(金井和夫理事長)を相手に、総額約四千百万円の損害賠償を求める訴えを、前橋地裁沼田支部に起こした。

 訴状などによると、女性は二〇〇三年九月、悪性貧血で同病院に緊急入院。肺水腫を併発して呼吸困難になり、気管にチューブを挿入する手術を受けた。十日後、チューブの再挿入を試みた際、誤って医師が気管に損傷を与えた。同年十一月には、呼吸不全に陥り、気道確保のためチューブ交換を試みた際にも損傷を与え、容体が急変。女性は気管切開の緊急手術を受け、自然呼吸などができなくなる障害を負った、としている。女性はその後、退院したが昨年十一月、たんがチューブに詰まり死亡した。

 病院側は「訴状が届いたばかりなので、弁護士と相談したい」と話した。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20060519/lcl_____gnm_____004.shtml