2006年05月18日(木) 00時00分

松井選手のサインボール１０万６０００円 横浜市の公売　福井の男性が落札 （東京新聞）

　横浜市が市税の滞納整理のため滞納者から差し押さえ、インターネットオークションで公売していたメジャーリーグ・ニューヨークヤンキースの松井秀喜選手（３１）のサインボールが十六日、十万六千円で落札された。

　落札したのは、福井市に住む不動産業山田勝三さん（６１）。長嶋茂雄氏関連をはじめとした野球グッズなど、自治体の公売で頻繁に商品を競り落としているという。先ごろ北海道赤平市がネットで公売にかけたＳＬ機関車Ｄ５１の模型を、八百万千円で落札したことでも話題となった。

　サインボールは、二〇〇四年に東京ドームで開催されたメジャーリーグ開幕戦で、松井選手がスタンドに投げ込んだ直筆のものだという。横浜市はサインボールの見積価格を一万九百円としていたが、十倍近い値がついた。十七人が公売に参加し、七十九回の入札があった。

　今回の公売の入札期間は二日から十六日までで、公売したのは計三十二点。うち六点が松井選手関連で、山田さんはサイン入りゴルフバッグと松井選手のフィギュアも競り落としたという。　（金杉貴雄）

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060518/lcl_____kgw_____001.shtml