官民が協力し省エネを推進松戸でネット発足「みどりのカーテン」作りのためゴーヤの苗を植える参加者たち＝松戸市で（東京新聞）

2006年05月17日(水) 00時00分

　「松戸市省エネルギー推進ネットワーク」が十六日、環境問題に取り組む民間四団体と市、東京電力、京葉ガスによって発足した。市役所で開かれた第一回会議では、構成団体が「松戸市版環境家計簿」を作成し、省エネを普及させるための催しを企画、開催することなどを決めた。

　民間四団体は、まつど地球市民会議と市消費者友の会、地球温暖化防止活動推進員、省エネ普及指導員。会議では各団体やエネルギー供給事業者、市がこれまでに行ってきた取り組みなども紹介した。

　この後、出席者たちは市が本年度から始める省エネ啓発事業の「みどりのカーテン」作りに協力。川井敏久市長らとゴーヤの苗を植えた。

　市によると、つる性の植物を窓際などにはわせて建物に日光が直接、差し込まないようにするのが「みどりのカーテン」という。本年度は小中学校や保育所、市役所の支所、市民センターなど十五カ所に設ける予定で、この日は市役所を訪れた市民百人にゴーヤの苗を配布した。　（川田栄）

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