2006年05月17日(水) 21時28分

広島市長にカッターナイフ入り脅迫状送付、男を逮捕（朝日新聞）

　広島市の秋葉忠利市長（６３）にカッターナイフ入りの脅迫状１通を送ったとして、広島県警は１７日、同市西区の自称マンション共同経営、荒木光明容疑者（５７）を脅迫容疑で逮捕した。容疑を否認しているという。秋葉市長あてには、他にも同じ筆跡で脅迫の言葉が書かれた計約３０の小包やはがきが郵送されており、県警は同容疑者の犯行とみて調べている。

　調べでは、荒木容疑者は３月２０日、カッターナイフとともに、「もっと切れ味のいいの送ろうか？」などと、英語交じりの赤字で書いた手紙を封筒に入れ、市長あてに市役所に郵送した疑い。

　他の約３０の郵便物には、英語で「プラスチック爆弾」と書かれた小包や、市が計画する広島市民球場移転を「撤回しろ」と求めた文書などがあるという。

http://www.asahi.com/national/update/0517/OSK200605170049.html