2006年05月15日(月) 19時15分

中央青山処分「心苦しい」　カネボウ事件公判で会計士（共同通信）

　カネボウの粉飾決算事件で、証券取引法違反（有価証券報告書の虚偽記載）の罪に問われた中央青山監査法人（東京）元代表社員の公認会計士３人（うち２人は登録抹消）の公判が１５日、東京地裁（毛利晴光裁判長）で開かれ、被告人質問があった。
　同監査法人が一部業務停止の行政処分を受けたことについて、佐藤邦昭被告（６３）は「厳しい処分で非常に心苦しい」と述べ、神田和俊被告（５６）＝登録抹消＝も「大きな問題となり、証券市場に対する信頼も損なわれる結果となった。中央青山にも顧客にも非常に申し訳ない」と謝罪した。それぞれ弁護側の質問に答えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060515-00000177-kyodo-soci