2006年05月13日(土) 00時00分

東名でＢＢ弾発射か 追い抜きの車が後続車へ （中日新聞）

　１３日午前３時１５分ごろ、愛知県豊田市配津町の東名高速道路下り線で、走行車線を走っていた同県豊明市の会社員男性（４３）の乗用車が別の乗用車に追い抜かれた直後、男性の車のフロントガラスが割れた。男性は「追い抜いた車の助手席側後部座席の窓が開き、筒状のものが見えた」と話していることから、豊田署はプラスチック製模擬弾（ＢＢ弾）で狙撃された可能性が強いとみて、器物損壊容疑事件で捜査している。

　調べでは、現場は豊田ジャンクション（ＪＣＴ）から約３キロ東京より。車は追い越し車線から、会社員の車にかぶせるように車線変更してきたという。ガラス損傷の直後、車は豊田ＪＣＴから伊勢湾岸自動車道方面に走り去った。ガラスの傷は直径１センチ弱で、半径５センチほどにくもの巣状のヒビが入った。ガラスは貫通しておらず、弾丸などは見つかっていない。

　ＢＢ弾の発砲事件は先月２４日に岐阜県美濃加茂市で、同月２６日夜には名古屋市緑区の国道２３号で起きており、同署が関連を調べている。

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060513/eve_____sya_____010.shtml