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2006年05月12日(金) 21時29分

草津にまた100メートル超マンション朝日新聞

【駅挟む高層群新名所に】

 高層マンションの建設が相次いでいる草津市のJR草津駅周辺で、県内5番目の高さになる29階建て(105メートル)のマンションが09年春に誕生する。すでに駅東口には111メートル、西口には95メートルのマンションやホテルがあり、駅を挟んでそびえる「高層トライアングル」が草津の名物になりそうだ。

 草津駅東口を再開発する「渋川1丁目2番地区市街地再開発準備組合」が11日に計画を発表した。建設予定地は草津近鉄百貨店に隣接した0・65ヘクタール。現在はJR西日本の保線区や住宅4棟などが立っている。JRや市土地開発公社など地権者7者が94年に準備組合を設立し、00年に再開発の都市計画決定を受けていた。準備組合は14日に再開発組合の設立総会を開く。

 地下1階、地上29階の計画。1、2階は金融機関やコンビニエンスストアが入り、3階以上は東レ建設など住宅開発3社がマンション約300戸を建設、販売する。07年2月に着工し、09年春に完成予定という。

 敷地が旧中山道に面しており、街道沿いの一角に「中山道プラザ」(仮称)という約500平方メートルの緑地空間を設ける。駅前公共デッキと新たなデッキで結び、入居者や買い物客の利便を図る。準備組合の中村喜和理事長(62)は「旧街道の歴史と駅前のにぎわいづくりに配慮しながら事業を進める」と話す。

 駅周辺には、ホテルやマンションが入る西口の「草津ウエストロイヤルタワー」(高さ95メートル、92年完成)、東口の市街地再開発ビル「TOWER111」(111メートル、04年完成)を含めて、10階建て以上の建物が18棟ある。「TOWER」の完成時に約260戸が完売するなど、いずれも人気が高い。東口では現在、別の20階建てマンションが建設中だ。

 市都市整備課の担当者は「交通の便の良さが人気を呼んでいる。団塊の世代がマンションを購入する例も増えているようだ」と話している。

http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000605120003