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2006年05月09日(火) 00時00分

縫い針で血採り「どろどろ」とウソ、ふとん売りつけZAKZAK

 医師の資格がないのに高齢者に血液検査をし「血がさらさらになる」とうそをついて寝具を売り付けたとして、京都府警生活環境課などは9日、特定商取引法違反と医師法違反の疑いで奈良県平群町の寝具製造会社社員の男(45)を、特定商取引法違反の疑いで京都府福知山市の寝具販売会社社員の男(50)を逮捕した。

 調べでは、2人は昨年9月と11月に、福知山市の農業の男性(77)と無職女性(78)宅を訪問。寝具製造会社社員の男が、医師の資格がないのに縫い針で血液を採取し、顕微鏡で観察した上で「血液がどろどろしていて血管が詰まる。この布団を使えば健康に良い」とうそを言い、布団代金計約115万円をだまし取った疑い。寝具販売会社社員の男は容疑を否認、寝具製造会社社員の男は認めているという。

 同課によると、寝具製造会社社員の男が白衣を着て、寝具販売会社社員の男に「先生」と呼ばせ、医師に成り済ました。被害者に実際に布団で寝てもらった後で再度血液を採取し「こんなにさらさらになった」と血液の拡大画像を見せてだましていたという。

 2人は昨年2−12月、福井、京都、兵庫の3府県で約150人に訪問販売していたとみられ、同課は余罪を調べる。

ZAKZAK 2006/05/09

http://www.zakzak.co.jp/top/2006_05/t2006050934.html