2006年05月02日(火) 14時10分

愛知の教諭、ディスク保存の生徒情報１２６７人分盗難（朝日新聞）

　愛知県教育委員会は２日、同県知多地区にある県立高校の男性教諭（３４）から、現任校と前任校の１２６７人分の生徒氏名や定期試験の点数、出欠状況などを記録したハードディスクを盗まれたと届け出があった、と発表した。県教委は、該当する現任校の生徒３１９人、前任校の在校生や卒業生９４８人に口頭や文書で謝罪する予定。生徒の情報を原則校外に持ち出さないよう指導しており、教諭の処分を検討している。

　県教委によると、ハードディスクに保存されていたのは生徒氏名のほか、約２００人分の試験結果など。教諭は４月３０日午前、勤務する高校の弓道部の生徒引率のため同県知多市緑町、同市民体育館敷地に車を駐車。昼ごろ、車の窓ガラスが割れてハードディスク入りのカバンが助手席から無くなっているのを見つけたという。ハードディスクは教諭の個人所有で、指導のため記録していたという。

http://www.asahi.com/national/update/0502/NGY200605020003.html