2006年05月02日(火) 00時09分

30万本を自主回収へ 6製品 鉄粉混入の可能性　コカ・コーラ滋賀工場製造（京都新聞）

　日本コカ・コーラグループは１日、滋賀県愛荘町の三笠コカ・コーラボトリング滋賀工場で３月２６−３０日に製造した「アクエリアス」など６種類のペットボトル飲料（計８３万本）に、黒色の粉末が混入した可能性があるため、このうち市場に出回っている約３０万本を２日から自主回収する、と発表した。同社は「飲んでも健康に影響はない」としている。
　回収対象となるのは、京都や滋賀をはじめ、近畿、北陸、東海の計十三府県で販売している「アクエリアス」（２リットル）、「クーとってもオレンジ」（５００ミリリットル）、「コカ・コーラ」（１・５リットル）、「ダイエットコカ・コーラ」（同）、「ファンタオレンジ」（同）、「ファンタグレープ」（同）。
　同社によると、４月２７日に消費者から「アクエリアス」に黒い粉が混入しているとの指摘があった。調査したところ、同工場の製造過程で液体をかき混ぜる装置の磁石が摩耗してはがれ、鉄の粉末が混入していたことが分かったという。
　問い合わせは、コカ・コーラ受付事務局フリーダイヤル（０１２０）２５８６９７

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060501-00000056-kyt-l25