悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
調べでは、姉歯容疑者は、船橋市のマンションなど二棟の工事で、設計の元請け業務をしていないのに、一級建築士の資格がない秋葉容疑者に名義を貸し、この物件の設計や工事監理をさせた疑い。これらの容疑を裏付けるため、捜査員は秋葉容疑者宅を家宅捜索した。
市川市の秋葉容疑者の自宅マンションの捜索は午前十一時ごろから、午後五時前まで続いた。捜査員四人がパソコンとモニターを各一台、関係品を収めた紙袋四つと設計図の印刷に使うとみられる大型のプリンターなどを押収した。
一方、姉歯、秋葉両容疑者の建築士法違反容疑の対象となった二棟の建物の建築主「サン中央ホーム」(船橋市飯山満町)にも捜査員が入り、秋葉容疑者に関係する資料などを押収した。
同社によると、発注はすべて秋葉容疑者を窓口にしていた。同容疑者は姉歯容疑者の下で働いていたという認識しかなかったという。
姉歯容疑者らの逮捕について、同社の工藤圭司専務は「問題の本質は国の確認検査システムそのものにある。姉歯容疑者が悪いのは当たり前のことだが、法律を改正しないと事件の根本的な解決につながらないのではないか」などと話した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20060427/lcl_____cba_____000.shtml