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2006年04月27日(木) 01時05分

イオン、第3のビール増税分は転嫁せず 他社も検討中朝日新聞

 ビール風飲料「第3のビール」にかかる酒税の増税が実施される5月を前に、350ミリリットル缶で3.8円の増税分を店頭価格に転嫁するかどうか、小売業界の対応が分かれている。大手スーパーのイオンが26日、価格据え置きを発表し、同業他社も「スーパーの客は価格に敏感」と対応を検討中。一方、コンビニエンスストア各社は、値上げする方針だ。

増税でも「第3のビール」などの価格を据え置く店は「お値打ち価格」をPRする=さいたま市のジャスコ浦和美園店で

 イオンは、350ミリリットル缶で110円(消費税込み)の通常価格を据え置く。コンビニの131円前後、スーパー他社の120円前後より安めに設定しているが「競争が激しく値上げできる環境にない」(岡田元也社長)といい、増税分は効率化で吸収する。同日から店頭に価格据え置きの張り紙を出した。西友も当面、転嫁は見送ることにしている。

 イオンのライバル・イトーヨーカ堂の対応は未定。セール時を含めると350ミリリットル缶で105〜123円と価格にかなりの幅があり、価格設定は売り上げの増減に直結するだけに「ギリギリまで見極めたい」(広報)という。

 ダイエーは価格転嫁派だが、値上げ幅は明らかにしていない。

 コンビニ大手はローソン、ファミリーマート、サークルKサンクスの3社が350ミリリットル缶で4円の値上げを決定し、135円前後になる見込みだ。最大手のセブン—イレブンも価格は未定だが、転嫁の方針だ。

http://www.asahi.com/business/update/0427/001.html