2006年04月27日(木) 15時01分
振り込め詐欺防止：中国銀２支店を表彰−−倉敷署 ／岡山（毎日新聞）
振り込め詐欺を未然に防いだとして、倉敷署などは２６日、中国銀行倉敷八王寺支店と同行倉敷駅前支店を表彰した。
倉敷八王寺支店では今月６日に男性（７１）が、倉敷駅前支店では同７日に女性（６４）が、それぞれ「息子が交通事故にあった」と１００万円以上の現金を引き出し、別の口座に振り込もうとしていた。どちらも窓口業務の女性行員が「振り込め詐欺では」と直感。事情を聴くと「警察から誰にも言うなと言われた」「弁護士から電話があった」などと話したため、振り込みを止めて同署に通報した。
表彰式で同署の横張隆拡署長は「警察や金融機関はもちろん、自分の身は自分で守るという意思が何より大切」と呼び掛け、倉敷駅前支店の藤田敏明支店長は「警察などとの情報交換を通して、行員が敏感に反応していくことが大事」と話した。【横山三加子】
４月２７日朝刊
（毎日新聞） - 4月27日15時1分更新
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