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2006年04月27日(木) 19時00分

全社が最終減益=「灰色金利」返還響く−消費者金融大手06年3月期時事通信

 アイフルを除く大手消費者金融3社の2006年3月期連結決算が27日、出そろった。利息制限法の上限金利(年15〜20%)を超えて受け取った利息の返還に備え、計約700億円の引当金を計上したため全社が最終減益となった。最高裁が1月、いわゆるグレーゾーン金利を事実上認めない判断を下したことが響いており、これまで高収益を謳歌(おうか)してきた消費者金融の苦境が鮮明となった。
 一般企業の売上高に当たる営業収益は、各社が大手銀行と共同設立した個人向けローン会社が貢献し、アコムとプロミスが増収。武富士は業界内の競争激化で減収だった。
 一方、受け取り過ぎた利息の返還金はアコムが135億円、プロミスが144億円、武富士が187億円に膨らんだ。
 この結果、前期に過去最高益を稼ぎ出したプロミスの最終利益は、前期比44.2%減の420億4600万円と大幅に減少。アコムは19.5%減の655億9500万円、武富士も31.7%減の469億2400万円と大きく落ち込んだ。 
(時事通信) - 4月27日19時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060427-00000108-jij-bus_all