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2006年04月27日(木) 00時00分

毎日から6万5000件流出 関東などの読者個人情報 東京新聞

 毎日新聞の読者サービスの会員組織「毎日フレンド」の約六万五千人分の個人情報が、インターネット上に流出していたことが二十七日、分かった。流出したのは関東など東日本一都十六県の地域の読者氏名、住所、電話番号、生年月日、趣味などで、流出が相次いでいるファイル交換ソフト「ウィニー」とは別の同様のソフト「Share(シェア、シャレ)」を通じて流出した可能性が高いという。

 毎日フレンドは、毎日新聞社の子会社「毎日開発センター」(東京都千代田区)が運営。登録した読者を対象に年四回の会報発行などのサービスをしていたが、今年三月で終了した。同社の男性社員(26)が作業のため自宅にデータを持ち帰り、会員六万五千六百九十人分の名簿などが個人のパソコンから流出した。

 個人のパソコンには、ファイル交換ソフトのウィニーとShareが入っていた。今月十三日にパソコンがウイルスに感染、情報が流出し、毎日新聞の「サイバーテロ取材班」が二十六日夕、流出の事実を把握。調査したところ、この子会社の社員からの申し出により、流出経路を特定したとしている。

 毎日新聞社販売局の話 会員だった皆さまには大変申し訳なく、深くおわびいたします。今のところ、二次被害は確認されていません。個人情報保護の徹底を、全社員、関連会社にあらためて指示するとともに、再発防止策を講じていきます。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060427/eve_____sya_____007.shtml