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2006年04月26日(水) 03時09分

犬に何の責任もないが…チワワ値下がり中、人気に陰り読売新聞

 消費者金融大手アイフルのCMに出演し、一躍人気者になった小型犬のチワワが、同社の強引な取り立て問題などの影響も受け、人気に陰りが出始めている。

 CMが話題になって人気が急上昇した3、4年前のピーク時には、子犬1匹60万円の値が付いたが、現在は3分の1の20万円を切った。

 アイフルが金融庁から全店舗業務停止命令を受けた14日以降は、ペットショップへの注文も減っている。

 千葉県浦安市のペット店経営者(27)は、「アイフル問題前の今年2月、メスの子犬を1匹15万円程度で売っていたが、問題表面化後は1万5000円から2万円値下がりした。以前は、(CMと同じ)『真っ白なチワワが欲しい』という注文があったのに、それもなくなった」と嘆く。

 東京都内の大手ペットショップ経営会社によると、CMが始まった2002年と翌03年、チワワの子犬は最高で60万円になった。その後、ブリーダーが繁殖を増やし供給過剰になったため価格は落ち着いた。最近は20万円を切り、安い店では、15万円前後で販売しているという。

 ピーク時は小型犬人気ナンバー1を誇ったチワワも、現在は3番手か4番手とか。しかし、今年はペット犬がよく売れるといういぬ年で、「ペット商戦が最も活発なゴールデンウイークの売れ行きを見ないと判断できない」と、人気復活を望む声もペット業界にはある。
(読売新聞) - 4月26日3時9分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060426-00000501-yom-soci