2006年04月24日(月) 13時01分

国家試験受験者データ削除＝不正アクセスで逮捕−データ通信協会の前室長・警視庁（時事通信）

　財団法人「日本データ通信協会」（東京都豊島区）のコンピューターに不正アクセスし、国家試験受験者の申請データ約1600件を削除したとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターは24日までに、不正アクセス禁止法違反容疑などで、埼玉県伊奈町小室、前同協会情報システム室長木下一郎容疑者（61）を逮捕した。
　調べに対し、「仕事を辞めた後も関心があって閲覧していたが、データを消したつもりはない」と話しているという。
　調べによると、木下容疑者は自宅のパソコンを使い、2月24日から同27日の間、18回にわたり、同協会のコンピューターに勤務時に使っていたIDとパスワードで不正アクセスし、「第1回電気通信工事担任者試験申請」のデータのうち、約1600件を削除した疑い。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060424-00000044-jij-soci