2006年04月14日(金) 18時17分
捜査員に“防犯指南”披露 連続ひったくりで逮捕の男（共同通信）
福岡県警捜査３課と博多署は１４日までに、窃盗などの疑いで住所不定、無職大道富光容疑者（３５）を逮捕した。２００４年３月から昨年１２月の間、福岡市内でひったくり約２５０件を繰り返したと供述。捜査員相手に「バッグは車道側の手で持たない方がよい」などと“防犯指南”を披露している。
被害総額は約１７００万円に上る見込み。捜査３課は裏付けが取れた１６件を送検した。
調べによると、大道容疑者は昨年１２月１日夜、福岡市博多区博多駅南の歩道を歩いていた女性（３８）に後方からミニバイクで接近、現金約１６万円が入ったバッグをひったくり、転倒した女性に胸部打撲のけがをさせるなどした疑い。
大道容疑者は「ショルダーバッグはたすきがけにするか、抱きかかえると被害に遭いにくい」などと話しているという。
（共同通信） - 4月14日18時17分更新
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