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2006年04月12日(水) 16時01分

情報流出:東大阪市が防止へ、ウィニー特別対策 データ「双方持ち禁」を通知 /大阪毎日新聞

 ◇「サービス残業」減るかも
 ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介すした情報流出問題を受け、東大阪市は11日までに庁内の回線でウィニーに接続できないようにした上、同回線に接続したパソコンからのデータの持ち出しと持ち込みを禁止するなどの特別対策を通知した。市によると「自宅でのサービス残業がなくなるのでは」と、想定外の効果にも期待が寄せられているという。【高橋一隆】
 通知などによると「持ち帰った職務上のデータが私用パソコンでウイルスに感染し流出する事例が相次いでいる」として「データの持ち出し、持ち込みをしないように厳守を」と求めた。同市では「電子計算組織の管理及び運営に関する規則」(86年)で、庁舎内外でのデータ管理については注意を求めてきた。今年2月に海上自衛隊で機密情報の流出が表面化して以降は、セキュリティー(安全)異常事態ととらえ、データについて「双方持ち禁」を文書で通知した。
 職員の間では、「仕事が面倒になる」という半面、「自宅へ持ち帰る仕事は圧倒的に減る」とする声が聞かれた。市では「自宅でのサービス残業が減るのでは」と想定外のウィニー効果にも注目しているという。
 市では今後、情報拡散を狙った新種ウイルスやスパイウエアに対しても段階的にセキュリティーレベルを上げる方針。

4月12日朝刊
(毎日新聞) - 4月12日16時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060412-00000255-mailo-l27