2006年04月11日(火) 11時55分

日航・新町社長、相次ぐ運航トラブル謝罪…参考人招致（読売新聞）

　衆議院国土交通委員会は１１日、航空会社の相次ぐ運航トラブルを受けて航空の安全に対する集中審議を行い、日本航空の新町敏行社長、西松遥次期社長、スカイマークエアラインズの西久保慎一社長らを参考人招致した。

　日航の新町社長は昨年から相次いだ運航トラブルについて「多くの国民に心配と迷惑をかけた」と、改めて謝罪した。さらに、今年２月、国際線子会社の幹部らが新町社長らに退陣を求めた内紛について「運航トラブルが散見し、業績低迷から、２００５年度も大幅な（業績の下方）修正をせざるを得なくなり、社員の間で閉塞（へいそく）感が募った。深く反省している」と説明。「４月から新たな経営体制に移行したが、一日も早く危機を脱出しなければならない」と述べた。

　日航は昨年から運航トラブルが相次ぎ、最近も車輪の定期検査の期限を守らない整備ミスなどが発覚している。スカイマークもメーカーから指示された旅客機の修理を怠ったまま運行を続けるなどの整備ミスが続き、国交省が立ち入り検査に入っている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060411-00000004-yom-bus_all