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2006年04月06日(木) 19時36分

<バウンド表示>最大値引き品は2.5%のみ 全国初の調査毎日新聞

 「35〜10%値引き」などとうたう「バウンド表示」広告を出した家電販売店で、実際に最大値引き(例示なら35%)した商品は、総店頭展示台数の2.5%しかなかったことが6日、全国家庭電気製品公正取引協議会群馬県支部の調査で分かった。バウンド表示の実態調査は全国初。
 同協議会は全国の家電メーカーと販売業者などでつくる団体で、価格表示の適正化を求める全国キャンペーンの一環として今回の調査をした。
 新聞の折り込みチラシにバウンド表示広告をしていた群馬県の9販売店を対象に、3月24日に実施した。薄型テレビ、洗濯機、冷蔵庫の3商品を対象にバウンド表示の最大値引き商品の店頭展示台数に占める割合を調べた。
 それによると、薄型テレビは805台中32台(4.0%)、洗濯機は499台中11台(2.2%)、冷蔵庫は671台中6台(0.9%)と、平均で2.5%しかなかった。表示では、最大値引き率は30〜40%、最小値引き率は5〜10%が大部分だったという。
 同支部の浜川祐作支部長は「最大値引きされていたものも、ほとんどが処分品や長期の在庫品だった」と驚きを隠さなかった。同支部は、調査結果を本部(東京)に報告し、バウンド表示の是非を協議するとしている。【木下訓明】
(毎日新聞) - 4月6日19時36分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000078-mai-soci