2006年04月02日(日) 16時10分
高齢者向け１１０番開設 東京都の消費生活センター（共同通信）
架空請求や強引な住宅リフォーム契約などについて、６０歳以上の高齢者からの相談件数が急増しているため、東京都消費生活総合センターは３日から、被害に遭ったり、不安を感じたりした高齢者からの相談を受け付ける専用電話「高齢者被害１１０番」を開設する。
高齢者から同センターに寄せられる相談件数は２００２年度の約１万８０００件から０４年度には約１・８倍の約３万２０００件に。未公開株購入などのトラブルも急増し、平均契約額も約１２５万円から約１５０万円に増えている。
本人や家族以外からも早期に通報してもらうため、６月以降、高齢者の身近にいる介護ヘルパーやケアマネジャーを対象に消費者問題の出前講座を開催するという。
高齢者被害１１０番は電話０３（３２３５）３３６６。
（共同通信） - 4月2日16時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060402-00000044-kyodo-soci