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2006年04月01日(土) 12時02分

住基台帳:業務外に閲覧、女性嘱託職員を厳重注意−−帯広市 /北海道毎日新聞

 帯広市の女性嘱託職員3人が住民基本台帳の情報が入った端末を、業務以外で閲覧したとして、市が厳重注意処分にしていたことが31日分かった。
 同市によると、3人はコミュニティーセンターで住民票発行などの業務を担当。昨年12月、嘱託職員の私的な閲覧を市民から指摘されたのを受け、同市が昨年4月から同11月までの間のアクセス履歴を調査した結果、業務以外の閲覧が7件あることがわかった。閲覧した職員のIDとパスワードから3人が閲覧していたことが判明した。
 この端末では、市民の住所、氏名、年齢、性別の4項目の住民基本台帳情報がわかる。3人は「知り合いの情報を見ていた。アクセス履歴が残ることは知らなかった」と話しているという。同市は、悪質な意図はなかったとして1月24日付で、3人を口頭で厳重注意した。
 同市では03年に市職員が同窓会名簿を作る目的で、市民の住所を管理するシステムで3件を閲覧した事例があり、04年7月に情報の取り扱い指針(セキュリティーポリシー)を作り再発防止に努めていた。【仲田力行】

4月1日朝刊
(毎日新聞) - 4月1日12時2分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060401-00000052-mailo-hok