2006年03月24日(金) 11時03分

詐欺・特定商取引法違反：ＮＴＴ関係者装い、電話機販売代詐取　２容疑者逮捕　／千葉（毎日新聞）

　県警生活経済課と富津、勝浦両署は２３日、ＮＴＴ関係者を装って電話機の販売代金をだましとったとして、電話機販売会社（千葉市中央区）の営業社員で、習志野市藤崎、石井秀和（３０）と千葉市稲毛区宮野木町、井上英雄（２２）の両容疑者を詐欺と特定商取引法違反（不実の告知）の容疑で逮捕した。
　調べでは、石井容疑者は０５年１月１９日、市原市の無職の男性（６４）方で「ＮＴＴの者ですが、黒電話はもう使えなくなります」とうそを言って新たな電話機の購入契約を結ばせ、約１１万円をだましとった疑い。井上容疑者は同年６月７日、千葉市中央区の無職の女性（７４）方で「この電話はＮＴＴで貸しているから返してもらう。ＮＴＴだから付ける電話機が決まっている」とうそを言い、新たな電話機の販売代金の一部１万３０００円をだましとった疑い。
　石井容疑者は容疑を認め、井上容疑者は否認している。
　同社は０２年２月〜０５年１２月にかけ、県内と東京都内で約２０００人と契約し、約２億５０００万円を売り上げており、同課などは会社ぐるみの可能性もあるとみて調べている。【山本太一】

３月２４日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060324-00000080-mailo-l12