2006年03月18日(土) 13時02分

情報流出：火災報告書などネットに流出−−伊勢崎市消防本部　／群馬（毎日新聞）

　伊勢崎市は１７日、同市消防本部玉村消防署の火災調査報告書と火災出動報告書計２件がネット上に流出したと発表した。玉村町内で０１年６月と０５年５月に発生した火災の報告書で、建物の所有者などの氏名、住所など２人分の個人情報が書かれていた。ファイル交換ソフト「Ｗｉｎｎｙ（ウィニー）」のウイルスに感染した同署員の私有パソコンから流出したとみられ、流出元となったパソコンの特定を急いでいる。
　同消防署に匿名による情報提供が１５日寄せられ、消防本部が調査、２件の流出を確認した。同消防署に現在勤務、あるいは報告書が作成された時期に勤務していた職員は３０人で、私有パソコンでウィニーを使っていたのは８人だった。８人のいずれかのパソコンから流出したとみて、さらに調査を進めている。鈴木宣夫助役は「大変遺憾なことで、再発防止に努めたい」とコメントした。
　◇酒気帯び運転の市教委職員を停職
　また、同市教委は１７日、教育部主任の男性職員（３４）が２月２６日午後９時半ごろ、市内の飲食店で酒を飲んだ後で乗用車を運転し、道交法違反（酒気帯び）容疑で県警に検挙されたと発表した。市教委は男性職員を今月２０日から停職１カ月の懲戒処分にした。山口晃教育長は「職員を再教育し、再発防止に努めたい」とコメントした。【杉本修作】

３月１８日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060318-00000130-mailo-l10