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2006年03月17日(金) 14時07分

43%が迷惑メール撲滅に成功、だが PC は…〜携帯電話迷惑メール調査japan.internet.com

インターネットコム株式会社 と JR東海エクスプレスリサーチ が行った、携帯電話の迷惑メールに関するユーザー調査によると、43%のユーザーが迷惑メールの撲滅に成功しているという結果が得られた。

調査対象は、20代〜60代の、男女330人。男女比は男性60.0%、女性40.0%、年齢別は、20代25.2%、30代43.0%、40代21.5%、50代7.6%、60代2.7%。地域別は、北海道0.3%、東北0.6%、関東31.5%、甲信越0.9%、東海37.0%、北陸0.3 %、近畿24.2%、中国2.4%、四国0.6%、九州沖縄2.1%。

携帯電話に迷惑メールが届く頻度を質問したところ、42.9%(140人)の回答者が「以前は届いていたが現在は届かない」と答えており、携帯電話の迷惑メールが減少傾向にあることがわかった。

「受け取ったことはない」の10.7%(35人)をあわせると53.6%(175人)が迷惑メールの被害を被っていないことになる。これに対して、毎日迷惑メールが届いているユーザーは、「1日10通以上」が6.1%(20人)、「1日数件」が10.7%(35人)、「1日1件程度」が3.1%(10人)となっており、合計は19.9%(65人)。

また、回答者が行っている迷惑メール対策を質問したところ、「メールアドレスを長いものにする」との回答がもっとも多く、43.6%(127人)。それに次ぐのが「携帯電話会社のフィルタ機能を利用している」で27.5%(80人)であった。キャリアとユーザー、双方の対策により、迷惑メールが減少しているのだろう。

さらに「パソコンと携帯電話ではどちらに迷惑メールが多く届きますか?」との質問も行ってみた。「パソコンのほうが非常に多い」と答えたユーザーがもっとも多く、57.4%(167人)という結果となった。「パソコンのほうが少し多い」は14.8%(43人)となっており、合計して72.2%(210人)ものユーザーが、パソコンのほうが携帯電話よりも多く迷惑メールが届くと答えている。

ユーザーとキャリアの努力によって、携帯電話においては迷惑メールは減少傾向にあるのに対し、パソコンではまだまだ迷惑メールが猛威を振るっているようだ。携帯電話とは事情が大きく異なっており、パソコンへの迷惑メールを減少させることは、一筋縄ではいかないといえるだろう。


調査協力: JR東海エクスプレスリサーチ



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(japan.internet.com) - 3月17日14時7分更新

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