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2006年03月14日(火) 17時09分

ライブドアと堀江元社長ら5人を証取法違反で起訴=東京地検特捜部ロイター

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 3月14日、東京地検特捜部はライブドアと堀江元社長ら5人を証取法違反で起訴。写真はライブドア本社がある東京・六本木ヒルズ。1月撮影(2006年 ロイター/Issei Kato )    [東京 14日 ロイター] 東京地検特捜部は、証券取引等監視委員会からの告発を受け、法人であるライブドア<4753.T>と、同社の堀江元社長ら5人を証券取引法違反(虚偽有価証券報告書提出)で起訴した。

 起訴されたのは、ライブドアと堀江貴文(元ライブドア代表取締役、元ライブドアファイナンス取締役)、宮内亮治(元ライブドア取締役、元ライブドアファイナンス代表取締役)、岡本文人(元ライブドア取締役、元ライブドアマーケティング代表取締役)、中村長也(元ライブドア執行役員、元ライブドアファイナンス代表取締役)、熊谷史人(ライブドア取締役)の5人。
 起訴事実は、堀江被告ら5人は、ライブドアの2003年10月1日から2004年9月30日までの連結会計年度について、2004年12月27日、関東財務局長に対して、同年度の経常損失が3億1278万円発生していたもにかかわらず、売り上げと認められないライブドア株式の売却益37億6699万円を売上高に含め、さらに、ロイヤル信販およびキューズ・ネットに対する架空売上高15億8000万円を経常するなどし、経常利益を50億3412万円として記載した内容虚偽の連結損益計算書を掲載した有価証券報告書を提出したこと。この粉飾によるライブドアの連結ベースでの粉飾額は、53億4699万円。
 会見で、伊藤鉄男次席検事は「堀江被告らは、四半期決算で業績予想を繰り返し上方修正することで、(ライブドア)の株価が上昇、高値維持をすることを狙っていたのではないか」との見解を示した。また、一部で監査法人や外資系金融機関の関与について報道されているが、この点については「現時点ではコメントを差し控える」とした。ただ、今回の起訴については、「立証に十分な証拠は収集している」と自信を見せた。
(ロイター) - 3月14日17時9分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000348-reu-bus_all