2006年03月14日(火) 13時02分

リフォーム詐欺：被告に懲役５年を求刑−−松山地裁　／愛媛（毎日新聞）

　松山市の住宅リフォーム会社「ＰＬＡＮＮＩＮＧ・ＲＵＮ」の詐欺事件で、詐欺と特商法違反（不実告知）の罪に問われた同社の実質的経営者の今野潤一被告（２７）＝松山市空港通２＝に対する論告求刑公判が１３日、松山地裁（前田昌宏裁判長）であった。
　検察側は求刑前に「被告の指示で分担した役割において詐欺を行った」として、より量刑の重い組織犯罪処罰法違反（組織的詐欺）と特商法違反の罪に訴因変更手続きを取り「計画的かつ組織的な犯行で、お年寄りなど社会的弱者に付け込んだ犯行。長期の矯正教育が不可欠」などとして懲役５年を求刑した。
　起訴状などによると、今野被告は同社社員らに指示し、０４年１１月〜昨年７月に今治市の７０代の女性らに「床下の柱がずれている」などとうそを言い、床下改修工事契約を結び、計約８００万円をだまし取った。

３月１４日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000205-mailo-l38