2006年03月11日(土) 20時15分
松本被告の弁護側意見書、東京高裁は提出延長認めず（読売新聞）
オウム真理教の松本智津夫被告（５１）の控訴審で、東京高裁は、同被告に訴訟能力があるとした西山詮医師の精神鑑定に対する弁護側意見書の提出期限について、弁護側の延長申請に応じないことを通知した。
通知は１０日。弁護側が１１日、東京都内で開いたシンポジウムで明らかにした。弁護側は、１５日の期限までに意見書を提出する。
この日のシンポジウムには、弁護側の依頼を受け、松本被告に訴訟能力はないとの意見書を提出した精神科医二人が参加。小説家でもある加賀乙彦医師は「東京拘置所で松本被告に面会したとき、突然、大きな拍手をして反応を見たが、全く無反応だった」と、訴訟能力なしと判断した理由を説明した。
（読売新聞） - 3月11日20時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060311-00000012-yom-soci