悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2006年03月08日(水) 03時14分

<カード詐欺>「不正使用された」と新手口 警視庁が捜査毎日新聞

 大手クレジットカード会社を名乗り、「あなたのカードが不正使用された」とうそを告げて利用者の個人情報を聞き出す手口のカード偽造被害が昨年末から相次いでいる。カード会社から相談を受けた警視庁は、新手の詐欺とみて調べている。
 調べでは、名前を使われたのは東京都に本社を置く国内有数のクレジットカード会社。「セキュリティー担当社員」と名乗る人物が、カード利用者に電話をかけ、「あなたのカードが不正使用された。急いで確認したい」と告げてカード番号や有効期限を聞き出すという。その情報をもとにカードが偽造され、量販店の商品がだまし取られる被害がこれまでに4件発生し、約400万円に相当する被害が出ている。
 また偽造カードを使おうとした者が店員の警戒に気づいて未遂に終わったケースも8件に上る。業界団体「日本クレジットカード協会」(港区)に似た「日本クレジット協会」の名称が使われることもあるという。
 警視庁によると、グループによる組織的な犯行とみられ、カード利用者の名簿を入手している可能性もある。カード情報を聞き出された人は、「不正使用」などの言葉に狼狽(ろうばい)し、あわてて答えてしまっているという。
 日本クレジットカード協会は「不審な電話を受けた時はすぐにカード会社に確認してほしい」と注意を呼びかけている。【合田月美】
(毎日新聞) - 3月8日3時14分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000005-mai-soci