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2006年03月07日(火) 00時00分

悪事が“行列”弁護士 東京新聞

 民事訴訟を起こすように依頼されながら手続きせず、全面的に勝訴したとする偽の判決文を依頼者に渡したとして、東京弁護士会は六日、同会所属の石川勝利弁護士(40)を「弁護士の品位を失わせた」として業務停止二年間の懲戒処分にした。

 同会によると、石川弁護士は二〇〇三年五月、都内の女性から勤務先の会社に未払い給与の支払いを求める訴訟を起こすように頼まれ、着手金十万五千円を受け取った。

 ところが同年九月、提訴手続きをしていないのに「提訴した」と報告。その後もうその説明を続け、翌〇四年一月、訴えがすべて認められたとする判決文を偽造して女性に渡したという。石川弁護士は女性の請求額のうち、弁護士費用などを差し引いた約二百万円を自らが用意して支払っていた。その後、女性が裁判所で確認し、うそが発覚した。石川弁護士は「最初に提訴したと言ってしまったので、うそにうそを重ねてしまった」と認めているという。

 地下鉄の電車内で女子高生に痴漢行為をしたとして、第二東京弁護士会所属の弁護士福田真人容疑者(34)=東京都練馬区=が、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で警視庁目白署に逮捕されていたことが分かった。

 調べでは、福田容疑者は二月二十七日午前八時五十分ごろ、東京メトロ有楽町線の小竹向原−千川間を走行中の電車内で、都内の高校二年女子生徒(17)のスカートの中に手を入れ、体に触った疑い。女子生徒が取り押さえ、千川駅で駅員に引き渡した。調べに対し容疑を認め、逃走の恐れがないなどとして同二十八日に釈放された。福田容疑者は二〇〇三年一月にも、電車内で女子中学生に痴漢行為をしたとして同条例違反容疑で逮捕され、罰金四十万円の略式命令を受けていた。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060307/mng_____sya_____009.shtml