2006年03月07日(火) 03時03分
<捜査資料>愛媛県警もネット上に流出か(毎日新聞)
愛媛県警の捜査資料がインターネット上に流出している疑いが出てきた。同県警も情報を把握しており、調査を始めた。捜査資料を巡っては、岡山県警でウイルスに感染した捜査員のパソコンから約1500人分の個人情報を含む大量の資料がファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」のネットワークに流出したことが明らかになったばかりだ。
愛媛県警によると、捜査資料が流出したという情報は約2日前に入手した。現在、県警の担当者らが確認を急いでいるという。
岡山県警の場合、倉敷署巡査長の私有パソコンがウイルスに感染し、ウィニーのネットワークに流出。毎日新聞が入手した流出資料には、性的犯罪の被害者名や金融機関の個人口座の出入金状況、国会議員の後援会名簿、容疑者の指紋採取の有無を記載した一覧表などが含まれていた。県警は対象の約1500人を戸別訪問して謝罪することを決めた。巡査長は、県警からの再三の同ソフト使用を禁じる通達に違反して使用し、暴露ウイルスに感染した。
(毎日新聞) - 3月7日3時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060307-00000016-mai-soci