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2006年03月04日(土) 03時16分

LD株念頭 大和、日興証も拒否 整理ポスト株の預け替え産経新聞

 大和証券と日興コーディアル証券は三日、上場廃止が決定して整理ポストに割り当てられた株式について、他社からの預け替えの受け入れを停止することを明らかにした。大和は三日から、日興は六日から。ライブドア株の上場廃止を想定した措置とみられ、同様の措置は野村証券も先月十五日に実施している。
 証券会社で株式を購入した場合、株券は通常、証券保管振替機構(通称・ほふり)で保管されるが、上場廃止となった株券は証券会社を通じて投資家に返還される。
 近く上場廃止が決定される見通しのライブドア株については、発行済み株式数が十億株を超え、しかも一株単位で取引されているため、上場廃止となった際には株券の返還作業が証券会社にとって大きな負担となる。
 今回の措置については「事務負担を避けるため、現段階で対応を決めた」(大和証券グループ本社広報部)と説明、ライブドア株を念頭に置いた決定であることを否定する。ただ、業界関係者は「上場廃止となった大量のライブドア株がネット専業証券から預け替えられるのを未然に防ぐのが目的」とみている。
 ネット証券は安い手数料で口座数を増やしているが、上場廃止となった株券の扱いについては、「経営破(は)綻(たん)の場合を除き、通常は無料で返還する」という。だが、ライブドアの場合は膨大な量となるため、「負担の有無は今のところ未定」とする会社もある。このため、手元に株券を保管したいとする投資家が無料でスムーズに返還手続きを行ってくれる大手証券会社に株券を預け替えるケースが多数出てくることも予想されている。
(産経新聞) - 3月4日3時16分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000017-san-bus_all