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2006年03月01日(水) 08時45分

海自情報流出、「秘」扱い文書や艦のコールサインも読売新聞

 海上自衛隊の護衛艦「あさゆき」の通信員に続き、4隊員の私用パソコンから内部資料などがインターネットに流出していた問題で、4隊員の流出資料の中には、自衛艦のコールサインや外部秘の電報など、「秘」扱い文書が含まれていたことが明らかになった。

 斎藤隆海上幕僚長が28日の記者会見で明らかにした。海自によると、秘密情報には当たらないものの、艦艇の行動予定や作業内容、備品リストや画像のファイルなどの流出も確認されているという。

 流出元は若手幹部や海士、海曹。いずれも、業務用データを持ち出して自宅のパソコンで作業した結果、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を介して流出していた。現在、流出元の隊員らの処分手続きを進めているという。

 流出した秘密情報については、流出の判明直後にコールサインを変更するなどしたといい、「日本の防衛に与える影響は最小限に抑えた」(斎藤海幕長)としている。

 ◆空自でも流出◆

 航空自衛隊でも、隊員の私用パソコンから「Winny」経由で隊員約60人の個人情報などがインターネット上に流出していたことが28日、明らかになった。空自での情報流出が表面化したのは初めて。

 空自の調査によると、流出元は2等空尉男性(27)の自宅のパソコン。同期生の氏名、所属が入った名簿や、自分で執筆した研究論文、行動計画などの私的なファイルが、ウィニーを介して流出した。
(読売新聞) - 3月1日8時45分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060301-00000301-yom-soci