2006年02月24日(金) 12時00分
149人分の個人情報流出＝東京地裁書記官のPCから−交換ソフト経由・最高裁（時事通信）
東京地裁書記官の私物パソコンがウイルスに感染し、ファイル交換ソフト「Winny」（ウィニー）を介し、競売手続きなどの当事者の個人情報149人分がインターネット上に流出していたことが24日、分かった。
最高裁によると、流出したのは東京地裁民事部の男性書記官が作成した文書ファイル約1000件。ファイルには仕事上参考のためにまとめた過去の競売手続きなどの決定文があり、この中に当事者の住所、氏名など149人分の個人情報が含まれていた。
書記官は昨年、自宅の私物パソコンにファイルを持ち帰って作業していたが、このパソコンにウィニーが入っており、ウイルスに感染したため、勝手にファイルを流出させたとみられる。
（時事通信） - 2月24日12時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060224-00000063-jij-soci