2006年02月21日(火) 20時25分

＜ライブドア＞株主被害弁護団結成　旧経営陣に損賠提訴へ（毎日新聞）

　ライブドア（ＬＤ）グループの証券取引法違反事件を巡り、個人株主が被った損害を回復するためとして、消費者問題などに詳しい弁護士グループが２１日、「ライブドア株主被害弁護団」を結成した。個人株主向けの説明会を開いて実態を把握したうえで、同社や前社長の堀江貴文被告（３３）ら旧経営陣に対する損害賠償訴訟を９月にも起こすとしている。
　東証マザーズ上場のＬＤには、個人を中心に約２２万人（昨年９月末時点）の株主がいる。１月末に弁護団のメンバーらが行った金融商品被害の電話相談では、１４２件のうち１１７件がＬＤを巡るものだった。
　弁護団は、有価証券報告書の虚偽記載などによりＬＤ株や関連会社株を不当な高値で買わされたことが損害に当たると判断。強制捜査後の株価暴落で生じた損害は含まないとしている。
　説明会は３月５日午後６時、東京都千代田区九段南１の６の５の九段会館で。詳細は平日午前１０時〜午後５時に弁護団事務局（０３・３５０４・１９５５）へ。弁護団のホームページはｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｌｉｖｅｄｏｏｒ—ｈｉｇａｉｂｅｎｇｏｄａｎ．ｊｐ／。【木戸哲】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000104-mai-soci