2006年02月21日(火) 19時42分
大創産業に販売差し止め トミーのロゴ無断使用で（共同通信）
ステッカーに会社のロゴマークなどを無断で使用され商標権を侵害されたとして、玩具大手トミー（東京）が１００円ショップの大創産業（広島県東広島市）や福岡市のシール販売会社にステッカーの販売差し止めなどを求めた訴訟の判決で、東京地裁は２１日、販売差し止めと計約２６０万円の賠償などを命じた。
判決理由で設楽隆一裁判長は「シール販売会社とトミーの間で契約書が作成されておらず、大創産業は権利関係を確認せずに販売し注意義務を欠いていた」とした。
判決によると、大創産業は２００４年３月から同社の１００円ショップで、トミーのロゴマーク「ＴＯＭＹ」が印刷されたアニメキャラクターのステッカーを販売。トミー側の指摘で販売中止するまで１７万枚を売った。シール販売会社はステッカーを製造、大創産業に販売した。
大創産業では「判決文が届いていないので分からない」としている。
（共同通信） - 2月21日19時42分更新
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