2006年02月16日(木) 00時00分

振り込め詐欺団　少年ら１０人逮捕 （東京新聞）

　「電子消費料金」という架空料金の請求はがきを送り付けて現金をだまし取ったとして、警視庁少年事件課と光が丘署は十六日、詐欺容疑などで東京都練馬区内の無職男（１９）ら犯行当時十七−二十二歳の男十人を逮捕した、と発表した。このうち七人はすでに有罪判決や保護観察処分を受けている。調べでは、無職男らは二〇〇四年十一月、京都市内の会社員女性（３６）方に、実体のない「法務局認定法人全日本総合管理局」を名乗り「電子消費料金が未納なので裁判になる」とうそのはがきを送り付け、問い合わせてきた女性に「裁判取り下げ費用がかかる」と言って三十九万円をだまし取るなどした疑い。十人は中学時代の遊び仲間。同年九月−昨年三月、名簿屋から盗んだ神奈川県内の私立高校の卒業生名簿などを基に架空請求はがき計約四千枚を送付。さらに、痴漢行為の示談金名目で現金をだまし取ろうとする振り込め詐欺の電話もかけていたという。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060216/eve_____sya_____005.shtml