2006年02月15日(水) 12時01分
悪質リフォーム：２被告に有罪判決−−地裁 ／長崎（毎日新聞）
悪質リフォーム事件を巡り、詐欺罪などに問われたリフォーム会社「大成化学工業」（本社・福岡県）の従業員、古賀晋輔（３４）＝福岡市南区警弥郷２▽同、高橋賢治（３３）＝諫早市城見町＝両被告の判決が１４日、長崎地裁であった。林秀文裁判官は古賀被告に懲役３年、執行猶予３年（求刑・懲役３年６月）▽高橋被告に懲役１年１０月、執行猶予３年（求刑・懲役２年）を言い渡した。
判決で林裁判長は「高齢者を狙い、巧妙な言い回しをして相手方の不安をあおるなど、悪質で常習的」と述べた。
判決などによると、古賀被告は０４年５月〜０５年８月に４回、長崎市内の男性（７６）方を訪問し「床下の根太がずれている。そのままにしておくと地震のときにはずれる」などとうそをいって、耐震金具などを取り付ける計約２７０万円の契約を結び、計約１７７万円をだまし取るなどした。また、高橋被告は古賀被告と共謀し、０４年５月下旬に２回、諫早市内の女性（８０）方を訪問。同様の手口で計約１３０万円をだまし取った。
２月１５日朝刊
（毎日新聞） - 2月15日12時1分更新
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