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2006年02月14日(火) 15時01分

高齢者だまし契約容疑 ボイラー業者家宅捜索 八幡西署など西日本新聞

 福岡県警生活経済課と八幡西署は十四日、高齢者を狙い、うそをついてボイラーの訪問販売をしたとして、特定商取引法違反(不実の告知)の疑いで、北九州市小倉南区富士見二丁目の「ボイラーサービスセンター」事務所など十カ所を家宅捜索。同社を経営する男(65)を任意で事情聴取している。

 調べでは、男は一昨年八月と昨年五月に、それぞれ別の小倉南区の一人暮らしの高齢者宅を訪問。正常なボイラーがあるのに「検査の結果、油が漏れている。火事になる」などとうそをつき、工事契約(四十二万円—五十万円)を結んだ疑い。

 被害者はともに、頭金などの支払い分をクーリングオフ制度で返却されたが、高齢者の親族が解約を申し出た際に「(勤めているところに)乗り込むぞ」などと脅すケースもあったという。

 同社の従業員はこの男一人で、県内の消費生活センターには〇四年七月—〇五年十月までに、同社の訪問販売に対する苦情が二十一件あったという。
(西日本新聞) - 2月14日15時1分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000070-nnp-kyu