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2006年02月13日(月) 23時38分

受刑者情報ネット流出、滋賀刑務所など1万件?読売新聞

 受刑者らの個人情報や刑務所の内部文書が、インターネットを通じて流出していることが13日、明らかになった。

 流出情報は1万件に上る可能性もあり、法務省は調査に乗り出した。

 同省矯正局によると、今月3日、内閣官房情報セキュリティーセンターからの連絡で判明したという。

 流出したのは滋賀刑務所と福岡拘置所などの被収容者についての氏名や生年月日、性別のほか、業務上の内部文書、受刑者が施設に処遇改善などを求めた文書などという。

 同局の調査では、各刑務所の職員がCD—ROMを使って職場の情報をやりとりしていたが、情報を受け取った職員の個人パソコンが何らかの原因でコンピューターウイルスに感染し、情報が流出したとみられる。

 同省では、この他にも複数の施設の職員が情報のやりとりを行っていたと見て、流出した情報の内容や、流出経路などの調査を進めている。行刑施設の職員が、被収容者の情報や、職場内の内部文書を施設外に持ち出すのは禁止されている。

 受刑者の個人情報を巡っては、鳥取刑務所で昨年5月、看守部長(今年1月に懲戒免職)が約2000人分の氏名、刑期などが記録されたパソコン用の外部記憶媒体(USBメモリー)を盗み出していたことが発覚。

 福岡刑務所でも、昨年5月ごろに看守の共用ノートパソコン1台を紛失したことがわかっており、個人情報流出が懸念される不祥事があった。
(読売新聞) - 2月13日23時38分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060213-00000016-yom-soci