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2006年02月09日(木) 12時19分

ネット集団自殺急増、昨年は20代中心に34件91人読売新聞

 昨年1年間に、インターネットを通じて知り合った人による集団自殺は34件で91人に上り、一昨年に比べて15件、36人も増えたことが9日、警察庁のまとめで分かった。

 このうち約4割は20歳代の若者で、10歳代も8人いた。ネット接続業者らが昨年10月から、自殺予告などの情報を警察に開示し始めたこともあり、昨年10〜12月は前年同期より25人減少して11人にとどまった。

 警察庁によると、91人のうち、男性は54人、女性が37人。年齢別では、20歳代が38人と全体の4割を占めた。30歳代が33人、40歳代が9人、10歳代が8人と続いた。50、60歳代もそれぞれ1人いた。

 最近では、兵庫県内の空き地に駐車していた車の中で昨年12月、同県や大阪府、茨城県の20〜30歳代の男女4人が、練炭で集団自殺しているのが見つかった。

 一方、ネット接続業者らが作る4つの業界団体は昨年10月、自殺予告や自殺の呼び掛けを書き込んだ人の氏名や住所などの情報を警察に開示することなどを認めたガイドラインを策定。それ以降、年末までの3か月間で、12件14人の情報が提供され、うち11人が自宅などに駆けつけた警察官に保護されるなどした。

 この中には、集団自殺を呼び掛けたものが2件あり、書き込みしていた4人のうち自殺の意思があった2人を保護できたという。
(読売新聞) - 2月9日12時19分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000004-yom-soci